米SECがビットコイン現物ETFのオプション取引をNYSEとCboeに上場承認。11銘柄が承認され、暗号資産市場の成長が期待される。
要約すると米証券取引委員会（SEC）は、ビットコインの現物価格に連動する上場投資信託（ETF）のオプション取引をニューヨーク証券取引所（NYSE）とシカゴ・オプション取引所（Cboe）に上場することを承認しました。
この決定は10月18日に発表され、ビットコインと暗号資産業界にとって重要な転機とされています。
SECは今年1月にビットコイン現物ETFを承認しており、今回のオプション取引の承認はその流れを受けたものです。
承認されたETFには、フィデリティワイズオリジンビットコインファンドやアーク21シェアーズビットコインETF、インベスコギャラクシービットコインETF、フランクリンビットコインETFなど、合計11銘柄が含まれています。
NYSEでは全ての銘柄が承認されており、Cboeでは「グレイスケール・ビットコイン・ミニ・トラスト」を除く10銘柄が承認されています。
オプション取引は、特定の日付までにあらかじめ決められた価格で資産を売買する権利を保有者に与えるもので、機関投資家やトレーダーがビットコインのエクスポージャーをヘッジする手段を提供します。
SECは先月、ナスダックに対してもブラックロックが運用するビットコイン現物ETFのオプション取引を承認しています。
このように、ビットコインに関連する金融商品が増えていく中で、暗号資産市場の成長が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/680c57c28bfa9f7d2e5672b57e5d5cbdf87a99ef