先週の資金流入上位ファンドは8つがアクティブで、5つが米国株式ファンド。特に「アライアンス・バーンスタイン」が265億円の流入を記録。新たに「大和住銀」と「JPモルガン」がランクインした。
ウエルスアドバイザーの推計によると、上位10ファンド中8ファンドがアクティブファンドであり、そのうち5ファンドが米国株式に投資するファンドであった。
この中で最も注目されたのは「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」で、265億円の純資金流入を記録し、2週連続でトップの座を維持した。
その他にも、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」や「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」などがランキングに名を連ねており、特に米国株式への関心が高まっていることが伺える。
また、先週新たにランクインしたファンドには「大和住銀 DC国内株式ファンド」と「JPモルガン・アメリカ成長株ファンド(為替ヘッジなし、年1回決算型)」が含まれており、前者は国内株式の割安性を重視した銘柄選択を行い、後者は米国株式の成長力や競争力を分析した上で投資判断を下すスタイルを採用している。
一方、先々週までのトップ10に入っていた「日経225ノーロードオープン」と「グローバル・オポチュニティ・パートナーズ・ファンド」はランク外となり、ファンドの動向に変化が見られる。
全体として、米国株式ファンドへの強い需要が続いていることが、最近の資金流入の傾向から明らかになっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/07381ecc78bdb9ff61dc33cee3bb47a42b3fe9ac