マカオで輸入性デング熱の感染者が相次ぎ確認され、今年の感染例は37件に達しました。広東省への渡航歴がある患者が多く、予防策の強化が求められています。
要約するとマカオ政府衛生局(SSM)は、2024年12月2日にマカオで新たに2例の輸入性デング熱感染が確認されたと発表しました。
これにより、今年の輸入性感染例は合計37例に達しました。
感染が確認された患者は38歳と70歳のマカオ人男性で、いずれも潜伏期間中に広東省の仏山市、江門市、中山市に滞在していたことがわかっています。
両患者のデング熱の型はⅠ型で、現在の容体は安定しており、同居する家族には体調不良は見られていないとのことです。
SSMは、感染者の自宅および主要な活動地点周辺で蚊の駆除を行う計画です。
最近、広東省では当地感染例が増加しており、特に中山市との往来が活発なマカオでは、輸入性感染が引き金となって当地感染が発生するケースも見受けられます。
SSMは、今回の発表に際し、地域住民に対して予防策の強化を呼びかけています。
昨年はマカオで7件の輸入性デング熱感染が確認されましたが、今年はすでに36件以上の感染が報告されており、特に10月以降は感染例が急増しています。
マカオの人口は約68万人で、人口密度は高く、都市部での感染拡大には注意が必要です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b96954eddf815a4b8bf6f526a189d68547b22289