データ仮想化プラットフォーム「CData Virtuality」が日本向けにkintoneコネクタを追加し、日本語ヘルプドキュメントも提供開始。エンタープライズ向けの機能強化も実施。
このアップデートでは、日本市場向けの対応が強化され、特に注目されるのは新たに追加されたkintoneコネクタです。
kintoneは日本で広く利用されているSaaSプラットフォームであり、これによりユーザーは200種類以上のSaaSやデータベースとkintoneのデータを仮想的に統合し、BIツールやスプレッドシートからのデータ分析が可能になります。
また、今回のバージョン4.9では、kintone以外にもServiceNow、Workday、Zuora、Jira、Paylocity、Sage Intacctの六つのデータソースが新たに追加されました。
さらに、CData Virtualityの日本語版ヘルプドキュメントも公開され、セットアップガイドや主要機能の操作手順、SQLサポート、リソース管理、パフォーマンス最適化方法などが日本語で提供されるようになりました。
これにより、日本の企業がこのプラットフォームをより効果的に活用できる環境が整いました。
加えて、最新バージョンではエンタープライズでのデータ活用を支えるために、BigQueryをAnalytical Storageとしてサポートし、セキュリティー管理をPicketBoxからElytronにアップデートすることで一元化・シンプル化を図っています。
また、クラスタリング機能も強化され、複数のノード間でのワークロードの実行がより効果的に行えるようになりました。
このように、CDataは日本市場におけるデータ仮想化のニーズに応えるべく、製品の機能強化を進めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c306d9f38b1a7b5425b2c81ffb043b499f7d11a1