ニューヨーク・タイムズが生物学的女性を「非トランスジェンダー女性」と表記し、ナブラチロワさんらから反発の声が上がっている。
11月28日の記事では、カリフォルニア州のサンノゼ州立大学女子バレーボール部におけるトランスジェンダー選手の在籍について報じる中でこの表現が使用された。
この表記に対して、女子テニスの元世界女王で同性愛者のマルチナ・ナブラチロワさんがX(旧ツイッター)で「ニューヨーク・タイムズ、あなたはひどい。
私たちは女性であり、非トランスジェンダー女性ではない」と反発した。
また、英国のモスクワ五輪女子水泳代表のシャロン・デ―ビスさんも「女性は今や非トランスジェンダー女性だ! すごい! 私には決して理解できない」とコメントし、批判の声が広がっている。
さらに、反トランスジェンダー活動家たちは、トランスジェンダー活動家が生物学的女性を指すために使ってきた「出産する親」「子宮を持つ人」「月経のある人」といった言葉を挙げ、「私たちは女性だ!」と訴え、女性のアイデンティティに対する認識の違いが浮き彫りになっている。
この問題は、性別とアイデンティティに関する社会的な対立を反映しており、今後の議論が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d6bd2f908e37a70d5388bbb07254fe364b9f0bb0
コメントの内容は、ニューヨーク・タイムズの表記が引き起こした女性のアイデンティティに関する議論を中心に、多くの意見が寄せられていました。
特に「シス」という言葉に対する違和感や、「非トランスジェンダー女性」といった表現が持つ意味についての疑問が多く見られました。
コメントの中には、トランスジェンダーの概念が語られることが少なくなったという指摘もあり、以前は性同一性障害として扱われていた人々が、最近では自称のトランスジェンダーとして認識されることが増えたという意見もありました。
また、女性を「女性」と呼べない状況や、トランス女性と非トランス女性の区別が人権に配慮した最先端の考えだとされることに対して疑問を呈する声もありました。
アメリカのメディアが左派思想に染まり、平等思想の押しつけが広がっているという批判もあり、特にニューヨーク・タイムズがその象徴であるとの意見がありました。
一方で、トランスジェンダーの権利を尊重することと、女性の権利を守ることのバランスについても意見が分かれ、現状の多様性が差別を助長しているのではないかという懸念が示されました。
さらに、性別という概念が身体的特徴に基づくものであるという意見や、性の多様性を認識することが重要であるという意見もありました。
全体として、コメントはニューヨーク・タイムズの表記が引き起こした議論に対して、様々な視点からの反応があり、特に言葉の使い方やメディアの影響力、そしてトランスジェンダーに対する社会的な理解の変化について深い考察がなされていました。
ネットコメントを一部抜粋
私は「シス」という言葉に違和感があります。
トランスジェンダーの概念を最近語る人が減ったように思う。
女性を女性と呼べない、それが人権に配慮した最先端の考え?
アメリカのメディアの多くは左派思想に染まりきっている。
多様性でもなんでもないじゃない。