DJIの新型ドローン「Air 3S」は、デュアルカメラとLiDARを搭載し、撮影業務向けに設計された高性能モデルです。最大飛行時間は約45分で、夜間撮影にも対応しています。
昨年の「Air 3」に続く改良版で、ボディは新設計となり、LiDARセンサーを搭載しているのが特徴だ。
これにより、夜間の障害物検知が可能になり、撮影の自由度が向上した。
機体のサイズは折りたたんだ状態で214.19×100.63×89.17mm、展開時には266.11×325.47×106.00mmとなる。
最大飛行時間は約45分だが、実質的には30〜35分が目安である。
カメラは上下2段構造で、下部には1インチCMOSセンサーを搭載したワイドカメラがあり、有効画素数は50MP。
上部には中望遠カメラがあり、有効画素数は48MPである。
撮影可能な動画フォーマットは広角と中望遠で共通しており、10bit D-Log Mカラーモードにも対応している。
特にNDフィルタが付属しており、逆光撮影時にも効果的だ。
また、Fly Moreコンボにはバッテリーの集約機能を持つ充電ケースが付属しており、便利な機能が搭載されている。
コントローラはディスプレイ付きの「RC 2」を使用しており、スマホを使わずに管理ができる。
全体として、Air 3Sは撮影業務に特化した高性能なドローンとして、ミドルレンジの空撮に適したモデルである。
夜景撮影においてもダイナミックレンジが広く、色味のバランスが良好であるため、様々なシーンでの利用が期待できる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad755e70ab607f4ec007b15be37ef2c0f8a1ed48