韓国の最大野党が尹大統領に辞任を求め、弾劾手続きに突入する意向を示す。非常戒厳の宣言を憲法違反と指摘。
要約すると韓国の最大野党「共に民主党」は、尹錫悦大統領が前日夜に非常戒厳を宣言した後、わずか6時間でその措置を解除したことに対し、強い反発を示した。
党の朴贊大院内代表は、国会で開かれた緊急議員総会後に発表した決議文の中で、尹大統領に対し即刻辞任を求めるとともに、辞任がなければ弾劾手続きを進める意向を示した。
決議文では、尹大統領の非常戒厳宣布が明確な憲法違反であり、必要な要件を満たしていないと指摘。
非常戒厳の宣言自体が無効であり、重大な憲法違反であると強調した。
さらに、この行為は内乱行為に該当し、弾劾の根拠となると主張した。
共に民主党は、尹大統領による憲法と民主主義の侵害を看過せず、国民の意向を反映した行動を取ると宣言。
大韓民国の民主主義と憲政秩序を守るために、全国民と共に闘う姿勢を明らかにした。
今回の動きは、韓国の政治情勢における緊張を一層高めるものであり、今後の展開に注目が集まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dbe506c4043bfc8b82494b95d54a0c3668fc70d1