ブラジル舞台の漫画『ファヴェーラの漫画家』が話題。日本人青年とブラジル人少年の夢追う物語に注目が集まる。
要約するとブラジルを舞台にした漫画『ファヴェーラの漫画家』が、原作・萩本創八さんによってWeb漫画サイト「comic HOWL」で連載を開始し、現地で大きな話題を呼んでいる。
この作品は、夢を諦めた日本人青年と、サンパウロ市のファヴェーラで日本の漫画家に憧れるブラジル人少年が出会い、共に漫画家としての夢を追いかける物語である。
連載開始からわずか数日で、すでに5話が公開され、ブラジルの漫画ファンからは「作者はブラジルの文化をよく理解している」との高評価が寄せられている。
萩本さんはこれまでアスペルガー症候群をテーマにした作品も手掛けており、ブラジルには訪れたことがないが、Facebookを通じて得た友人との交流からブラジルへの親しみを育んできた。
彼は「漫画家になる機会がないブラジル人に光を当てたい」という思いから、この作品を構想した。
ファヴェーラを舞台にした理由は、映画「シティ・オブ・ゴッド」に触発されたことにある。
萩本さんは、リアリティを重視しつつ、作品の中で現実の厳しさを描く意向を示している。
また、ブラジル人読者からの要望に応え、今後はサンパウロやリオ以外の地域も登場させる可能性があると語っており、作品が長く続くことを願っている。
『ファヴェーラの漫画家』は、公式サイトで読むことができる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f4f1f0f4e5170eeaf590dac0f3d1ead64627d08e