イーロン・マスクの有権者への報酬提供、法的懸念が浮上

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イーロン・マスク氏が激戦州の有権者に毎日100万ドルを配ると発表。法的な懸念が高まる中、選挙法違反の可能性も指摘されています。

要約すると米実業家イーロン・マスク氏が、激戦州の登録有権者に対して毎日100万ドル(約1億5000万円)を配布するという発表を行い、物議を醸しています。

彼は19日、ペンシルベニア州ハリスバーグでの選挙イベントで、言論の自由と銃所持の権利を支持する請願書に署名した有権者を対象に、無作為に選ばれた1人に100万ドルを授与する意向を示しました。

この提案は、有権者登録や投票に対する金銭的対価を禁じる法律に違反する可能性があるとして、選挙法の専門家から厳しい批判が寄せられています。

マスク氏は、ペンシルベニア州、ジョージア州、ネバダ州、アリゾナ州、ミシガン州、ウィスコンシン州、ノースカロライナ州の登録有権者のみが対象とするウェブサイトを開設し、これらの州の有権者100万人以上に署名を促しています。

彼はトランプ支持の政治活動委員会に7500万ドル以上を寄付しており、この懸賞がトランプ氏の支持者の登録を促進することを期待していると述べています。

マスク氏は、20年の選挙に関する陰謀論を広めるイベントを開催しており、最初の100万ドル当選者を19日に発表しました。

民主党のシャピロ・ペンシルベニア州知事は、この賞金提供について「強く懸念される」とし、法執行機関による調査の可能性を示唆しています。

連邦法では、有権者登録や投票のために金銭を提供することが犯罪とされ、最高で5年の禁錮刑が科されることもあります。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b4ec7a90ad2ae69e3d0cd8bdd6ca0112f5641356

ネットのコメント

イーロン・マスク氏が有権者に対して報酬を提供するという提案が話題となり、ネット上で多くのコメントが寄せられました。

コメントの中には、マスク氏が本気でトランプ氏を当選させようとしているのか疑問視する意見や、彼が楽しむために行動しているだけではないかという意見がありました。

一方で、マスク氏の行動が法的に問題を引き起こす可能性についても多くの懸念が寄せられ、特にアメリカの法律に照らし合わせて違法性があるのではないかとの指摘がありました。

また、金銭的報酬が政治的行動を促すという新たな試みが、選挙戦にどのような影響を与えるのかを考察する声もありました。

さらに、マスク氏の行動が「社会的ギャンブル」として捉えられ、従来の選挙活動の枠を超えた挑戦と評価する意見もあり、今後の選挙戦略に影響を与える可能性があるとの見解も示されていました。

しかし、違法性を指摘するコメントも多く、特に貧困層への資金提供の方が社会正義であるとの意見が目立ちました。

全体として、マスク氏の行動に対する評価は分かれており、法的な問題や倫理的な観点からの意見が交錯していました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 本気でマスク氏はトランプさんを当選させようとしていないよね。

  • 無作為に100万ドルを授与するという提案は、まさに「富の再分配」だ。

  • 明らかに違法だと思うのだが、違法性の指摘には違和感しか無い。

  • 金を盛大にばら撒き、トランプが大統領になったら儲ける事ができるんだろ。

  • マスクについてる超強力弁護士軍団が、違法性はないと言ってるんだから大丈夫でしょう。

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