袴田巖さんへの謝罪が行われ、泉房穂氏は検察の謝罪も必要だと指摘しました。
この事件では、袴田さんが逮捕され、1980年に死刑が確定するも、再審公判において静岡地裁が捜査機関の証拠捏造を認定し、先月26日に無罪判決が下されました。
これを受けて、静岡県警の津田隆好本部長が袴田さんの自宅を訪れ、58年間にわたる心労に対して謝罪を行ったことが報じられました。
本部長は「言葉では言い尽くせないほどのご心労、ご負担をおかけし、申し訳ありませんでした」と述べ、捜査当局による直接の謝罪は初めてのことです。
袴田さんの姉ひで子さん(91)は、謝罪を受け入れつつも「運命だと思っています」と感謝の意を示しました。
泉氏はこの謝罪を受けて、検察の畝本直美検事総長にも直接謝罪すべきだとの見解を述べ、証拠の捏造が明らかになったにもかかわらず、検察が開き直っていることに疑問を呈しました。
畝本検事総長はこれまでに控訴断念の談話を発表し、袴田さんが長期間法的に不安定な状況に置かれたことを「申し訳なく思う」と語っていますが、泉氏はその態度に強い不満を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a6ed77ae9759f100b3c8f84a36dd23e4f5aed857
コメントの内容では、袴田巖さんへの謝罪が必要だという意見が多く見受けられました。
特に、捜査機関による証拠の捏造や拷問による自白の問題が指摘され、これらの行為が冤罪を引き起こしたとして、検察は事実を確認し公表するべきだとの声がありました。
多くのコメントが、検察が過去の過ちを認めることが信頼回復につながると強調し、謝罪だけでは不十分であることが示されました。
また、検察のトップが謝罪しない限り、国民の信頼が得られないとの意見もありました。
さらに、袴田さんの高齢を考慮し、早急な対応が求められているとの指摘もありました。
コメントの中には、冤罪事件を生み出した関係者の処罰や、検察の組織としての責任を問う声もあり、単なる謝罪では済まされないとの意見が多く寄せられました。
全体として、検察の透明性や誠実な対応が求められていることが浮き彫りになりました。
ネットコメントを一部抜粋
有罪にできなかった相手に対して全て詫びる必要が無いだろう。
捜査機関の証拠捏造は、我が国の歴史上、稀に見る「司法行政による大犯罪」です。
法の番人たる検察庁のトップが個人の名誉を貶めている。
袴田さんはかなりご高齢です。
拘置所の食事が体に良かった可能性もある。
証拠捏造されたとわかったぐらいですぐ釈放するべきだったと思う。