愛知県の学校で使われる方言の調査結果が発表され、「ダツリ」など独特な言葉が上位にランクイン。他県民には馴染みのない表現が多く、愛知の文化を再認識させる内容となっている。
この調査は、愛知県内の男女9,861名の回答をもとに作成され、他県民には馴染みのない愛知の独特な言葉が上位にランクインした。
1位に輝いたのは「ダツリ」で、これは「脱履」を意味し、学校の昇降口を指す言葉である。
投票者からは「初めて聞いた」「まるで外国語のようだ」との驚きの声が寄せられた。
2位には「ひきずり」が選ばれ、これは給食に出る鶏肉を使ったすき焼きを指しており、「鶏肉をすき焼きにするとは驚き」といった反応が多かった。
3位にはじゃんけんのチョキを指す「ピー」、4位には鉛筆が非常に尖った状態を表す「トキントキン」が続き、5位には自転車通学を意味する「ケッタ通学」がランクインした。
特に「ケッタ」は愛知県の方言で自転車を指し、他県民からは「この通学方法を言われても全くわからない」との声もあった。
ランキングの6位から10位には、さらにユニークな方言が紹介されており、愛知県の方言が学校生活の中でどのように受け継がれているのかが明らかになった。
この調査は、愛知の方言が地域の文化や教育に根付いていることを示しており、他県民にとっては新たな発見となる内容である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3359ef33a7219caefe3e8dae46821376225a69c1
愛知県の学校方言に関するコメントでは、「ダツリ」という言葉が多くの人にとって初耳であることが強調されました。
特に、東三河出身のコメントでは、この言葉の使用地域や年代についての疑問が示されていました。
また、机を「つる」といった表現が過去に使われていたことを思い出す意見もあり、最近は「ずる」という言葉が使われていると指摘されていました。
さらに、愛知県内でも尾張と三河では方言の違いがあり、全体的にはあまり知られていない方言が多いといった意見もありました。
その他には、「ダツリ場」という言葉を使ったことがないというコメントや、今でも使われている方言として「トキントキン」や「ケッタ」が挙げられました。
名古屋出身の50代の方も「ダツリ」や「ひきずり」を聞いたことがないと述べており、地域差が際立っていました。
また、三重県の方が「ケッタ」や「ちょんちょん」といった表現を使うといった意見もあり、愛知県周辺の方言の多様性が見受けられました。
全体として、愛知県の学校方言に対する関心は高いものの、「ダツリ」という言葉の認知度は低いという印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
東三河民ですが「ダツリ」は初耳。
どこの地域or年代?
愛知県の一部で言うだけで、全体では言わん方言が多く紹介されとるね。
ダツリ場って使った事無いな〜
名古屋生まれ育ち50代だけど、ダツリもひきずりも聞いたことがない。
隣の岐阜だけど、ケッタしか分からん。