JTBが中高生向けにメタバース空間「PMY Academy」を構築し、探究学習やキャリア学習を支援する取り組みを発表。2025年の開校を目指し、多様な社会課題を学ぶプログラムを展開予定。
このプラットフォームは、ドバイのNOBORDERZが開発したAI×Web3.0メタバース基盤「XANA」を利用しており、社会との連携を深める新しい学習環境を提供します。
PMY Academyでは、時間や場所にとらわれずに多様な社会課題や企業の取り組みについて学べる仕組みが整っており、2025年4月の本格開校に向けて、さまざまな探究テーマの教室が順次公開される予定です。
学習プログラムには、持続可能な社会の構築や地域課題の解決、さらには生徒の興味に基づく職業や進路に関するテーマが含まれています。
具体的には、三菱UFJアセットマネジメントの「ウェルビーイングと未来の資産設計」、第一三共ヘルスケアの「セルフケアの重要性」、ニチレイフーズの「未来の食と冷凍技術」、明治ホールディングスの「カカオを通じた社会問題の理解」など、パートナー企業から提供されるプログラムが2024年12月以降に公開される予定です。
このプログラムは、実社会の情報を元に設計されており、生徒は課題発見・解決型の学びを体験できます。
また、メタバース内でアバターを操作し、自由に空間を巡ることで、個々の興味に応じた学びも可能となります。
JTBは、2028年までに60社の参画企業、1000校の利用校、45万人の生徒を目指しており、これにより生徒の主体性や実行力を育成し、未来社会を切り開く若者を支援する計画です。
導入に際しては、各学校のICT環境に応じた最適な提案を行うことも計画されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8eb6736cc34f6a13b3165c3f73535886eb2101ff