AWSは「re:Invent 2024」で新生成AIモデル「Amazon Nova」とAI学習向けEC2インスタンスを発表。コスト効率が高く、画像・動画生成機能も追加。ストレージやSageMakerの機能強化も進行中。
基調講演では、CEOマット・ガーマン氏が新サービスについて詳しく説明し、Amazon社長兼CEOのアンディ・ジェシー氏も登壇しました。
ジェシー氏は、AWSがどのように生成AIを実現しているかを説明し、特に「Amazon Nova」の特徴を強調しました。
この新しいファンデーションモデルは、業界での競争力を持ち、コスト効率も高いとされています。
Novaは「Micro」、「Lite」、「Pro」、「Premier」の4つのSKUがあり、特にMicro、Lite、Proはすでに一般提供が開始されています。
さらに、画像生成用の「Amazon Nova Canvas」や動画生成用の「Amazon Nova Reel」も発表され、これらは自然言語での入力を通じて生成を可能にします。
また、AWSはAI学習アクセラレーター「Trainium2」を利用した新インスタンス「Trn2」と「Trn2 UltraServers」の提供開始も発表しました。
これにより、AI学習のコスト効率が向上し、性能も向上します。
AWSは、ストレージ関連の新機能として「Amazon S3 Tables」と「Amazon S3 Metadata」を発表し、データの利活用を進めることが期待されています。
加えて、次世代SageMakerやAmazon Bedrockの機能強化も行われ、生成AIアプリケーションの開発環境が整備されつつあります。
最後に、開発者向けの「Amazon Q」サービスの拡張も発表され、特にメインフレームのモダナイゼーションやアプリケーションのクロスプラットフォーム化が促進される見込みです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/40006a5a6e5f562a1599f9e60e0d7cef400a4676