トランプ氏がカナダのトルドー首相に対し、カナダが米国の新たな州になるべきだと発言。貿易赤字や移民問題を巡る圧力を強める意向を示した。
この発言は同席者に冗談として受け止められたが、カナダに対する圧力が明らかである。
トランプ氏は会談後、自身のSNSにカナダ国旗が掲げられた崖に立つイラストを投稿し、「Oh Canada!」とコメント。
これはカナダに対する世論を喚起する狙いがあると考えられる。
会談では、トランプ氏がカナダからの大量の薬物や不法移民の流入を指摘し、国境問題や貿易赤字の解決ができなければ、来年1月の就任初日にカナダからの輸入品に25%の関税を課すと警告した。
これに対し、トルドー氏は関税がカナダ経済に深刻な影響を与えると再考を求め、トランプ氏は「米国から巨額の利益をむしり取らなければ生き残れないのか」と反論した。
さらに、トランプ氏はカナダが「米国の51番目の州」となるべきだと強調し、トルドー氏を苦笑いさせた。
カナダ側の同席者はトランプ氏の発言を冗談と捉えたが、トランプ氏は日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収阻止や中東問題でも強硬姿勢を示しており、カナダに対する圧力を強化する可能性が高い。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f89053c39a841ac5438c402e1044c1dc37d24e03
トランプ氏がカナダを米国の51番目の州にする提案をしたことに対し、ネット上では多様な反応がありました。
多くのコメントは、トランプ氏の発言を冗談として受け取る一方で、実際の影響や背景について考える声もありました。
特に、カナダのアルバータ州には「アルバータ51プロジェクト」という極右団体が存在し、州を米国に加えることを目指していることが話題に上がりました。
また、カナダ全体の住民の中にも、自州が米国の州になることを希望する人が一定数いるとの指摘があり、これがトランプ氏の発言に対する懸念を深めていました。
さらに、トランプ氏の発言が国家の統一に関わる重要な問題であることから、カナダ側の反応が注目されるとの意見もありました。
日本に置き換えれば、同様の提案があった場合、強い反発が起こるだろうという意見もあり、国際的な政治の難しさを感じさせる内容でした。
全体として、トランプ氏の発言は冗談の域を超えたものであり、カナダや日本における政治的な影響を考える必要があるとの見解が多く寄せられたようです。
ネットコメントを一部抜粋
トランプ氏は過去にデンマークをアメリカ売れと発言し、これを時のメテ首相が拒否した。
今回の話も下地があり、カナダには「アルバータ51プロジェクト」が存在した。
米国の州になったほうがよいと考えるアルバータ州住民の割合も2割程存在した。
トランプ氏の発言は国家の統一に係わるモノとして、カナダにとっては見過ごせない発言だった。
冗談でもこういうことが言えちゃうのがすごい。