キャンプ初心者の離脱が進む中、フリマサイトには激安のキャンプ用品が溢れ、特に初心者の影響が顕著に現れています。
フリマサイトには、使用頻度が少ないキャンプ用品が激安で出品されており、特に初心者のキャンプ離れが指摘されています。
日本オートキャンプ協会のデータによると、オートキャンプ参加人口は2019年に860万人を超えたものの、2020年には610万人に減少し、その後も2023年には600万人にまで落ち込んでいます。
一方で、1泊以上のオートキャンプを楽しんだ人の平均回数は2023年に5.5回と過去最多を記録しています。
このことから、キャンプ好きが何度もキャンプに行く一方で、初心者が続かずに離脱している現状が浮かび上がります。
フリマサイトには「1回しか使っていません」や「揃えたけど行かなかった」といった文言が見られ、キャンプ初心者が引退を決意した結果が反映されています。
特に、アウトドアブランドの新品同様のキャンプ用品が破格で販売されていることも、初心者の離脱を助長していると考えられます。
キャンプ歴15年のYさんは、コロナ禍に始めたライト層が離脱しているとの見解を示し、キャンプ場の予約がしやすくなったことや、フリマサイトでの状態の良いキャンプ用品の多さが影響していると指摘しています。
キャンプ初心者は、形から入るためにブランド品を揃えることが多く、しかし使用頻度が低いと保管場所に困ることから、激安で手放す傾向があるとされています。
このような状況は、今後のキャンプ市場にどのような影響を及ぼすのか、注目が集まっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cf5db3fa1ee7d7530dfa860978ed1685abaeca1a
キャンプ初心者の離脱とフリマサイトの影響についてのコメントでは、快適さを求めるあまりギアが過剰に増え、準備や撤収が面倒になったという意見が多く見受けられました。
キャンプを楽しむスタイルは人それぞれですが、物量が増えることでフットワークが悪くなることを懸念する声がありました。
また、コロナ禍でキャンプブームが起きた際に、不要になったギアがフリマサイトで売れた経験を共有するコメントもありました。
特に、使用して5年以上の物が高値で売れたことや、現在は高騰していたギアが安くなっていることに喜ぶ声が多かったです。
さらに、キャンプブームは数年ごとに流行と廃りがあるため、今後再び流行する可能性があるといった意見もありました。
最近では、オールインクルーシブの宿泊施設が増えたことで、無理にキャンプをする必要がなくなったという指摘もありました。
初心者向けの安価なブランドが多く出回っているため、今がキャンプを始める好機であるとも言われました。
特に、安くて美品の中古ギアを見つける楽しさを感じている人も多く、災害用の備えとして購入することも考えられているようです。
全体として、キャンプを楽しむスタイルの多様性や、フリマサイトでの取引の活発さが感じられるコメントが多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
不自由を楽しむはずが、快適さを求めるあまりギアが過剰に増えすぎたりもあるかと。
キャンプ場にいる人たちの様子を見てると大変そうなんだよね。
コロナ禍でキャンプブームの時に、古いけど有名ブランドの寝袋とか興味本位で買ったけど使ってないギアが飛ぶように売れた。
キャンプブームって数年おきに流行る廃るのバイオリズムだから、またしばらくしたら流行るでしょう。
安くて美品なら防災用に買っとくのもアリかもしれませんね。