Googleが新しい動画生成AI「Veo」を発表。1080pの高品質動画を60秒以上生成可能で、プライバシー保護機能も充実。エンタープライズ環境でも安心して利用できる。
このモデルは、Google Cloudの機械学習プラットフォーム「Vertex AI」を通じて利用可能で、利用を希望する場合はGoogle Cloud担当者に問い合わせが必要です。
「Veo」はGoogle DeepMindによって開発され、テキストや画像のプロンプトから1080pの高品質な動画を生成することができます。
これまでの「Imagen Video」や「Lumiere」では、プロンプトに基づいて生成できる動画は約5秒程度でしたが、「Veo」は60秒以上の長さの動画を生成できる点が大きな特徴です。
さらに、生成されるすべての動画には、Google DeepMindが開発した目に見えない電子透かし「SynthID」が組み込まれており、AIによって生成されたコンテンツであることを容易に識別することができます。
また、プライバシーの侵害や有害なコンテンツの生成を防ぐためのセーフティーフィルターも搭載されており、リスクを軽減する工夫が施されています。
著作権に関する懸念についても、Googleは補償を明示しており、エンタープライズ環境での利用にも安心感を提供しています。
加えて、Vertex AIでは、Google Cloudの全ユーザーが画像生成AI「Imagen 3」を利用できるようになる予定で、こちらは来週からアクセス可能となります。
これにより、GoogleはAI技術を活用した動画生成の新たな可能性を広げ、企業やクリエイターに新しいツールを提供することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a5f0c1812a3d05c040393b738383f1b197d30399