韓国の尹錫悦大統領が非常戒厳を発令し、混乱を招いたことについて、辺真一氏がその影響を分析。戒厳令の発令は禁じ手であり、尹大統領の政治的能力に疑問を呈した。
要約すると韓国の尹錫悦大統領が非常戒厳を宣布したことについて、コリア・レポートの編集長である辺真一氏が日本テレビ系の「情報ライブ ミヤネ屋」に出演し、その影響を分析した。
尹大統領は、最大野党である「共に民主党」が国会で過半数を占めている状況を背景に、国政や司法が機能不全に陥っているとし、憲政秩序を守るために非常戒厳を発令した。
この戒厳令は44年ぶりのことで、国会に軍が介入するなど大混乱を招いたが、わずか6時間後に解除される事態となった。
辺氏は、尹大統領が「禁じ手」を使ったことが韓国の国際的評価を低下させ、逆に追い詰められた証拠であると指摘。
また、戒厳令は通常、政治的な危機や内乱などの非常事態に発令されるものであり、現在の北朝鮮の脅威が薄れている中での発令は被害妄想に近いと述べた。
さらに、過去の戒厳令が成功したのは軍事政権下であり、尹大統領が民間人かつ検察出身であることから、戒厳令の適切な運用ができていないと批判。
これにより、尹大統領が「素人の政治家」としての評価を受ける一因となっていると結論づけた。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4a57dc7dc4132e04f0a32befc7cd657e8f6cfe08