スマホ依存が深刻化しており、20代の約80%が依存自覚。使いすぎによる睡眠不足や不安感が問題視されています。
Job総研が実施した「2024年 スマホ依存の実態調査」では、20代から50代の男女606人を対象に、スマホ使用の実態や依存度について調査が行われました。
調査結果によると、全体の74.3%がスマホに依存していると自覚しており、特に20代ではその割合が80.4%に達しています。
依存の理由としては「無意識に時間が経っている」との回答が78.2%で最も多く、特に目的もなくスマホを手に取る心理が明らかになりました。
使用目的では、SNSや動画視聴が多くを占めています。
さらに、スマホを触らずにいられる平均時間は約2時間17分であり、264.7分(約4時間25分)という平均的な使用時間が示されています。
多くの人が日常生活への支障を感じており、特に「睡眠不足や睡眠の質の低下」が71.7%で最も多い結果となりました。
調査対象者の77.6%はスマホの使いすぎをやめたいと考えている一方で、88.8%がスマホが手元にないことに不安を感じているという結果が示され、スマホ依存から抜け出したいという気持ちと、実際には手放せないという現代社会の矛盾した状況が浮き彫りになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d5f1057a74c3caf516e0b4e9d9a58abb02609ac8
コメントの内容は、スマホ依存の実態やその影響についてさまざまな視点から語られていました。
特に、使用目的によって依存の程度が異なることが強調されており、投資家などは市場分析のためにスマホを利用する一方、ゲームやギャンブルに関しては中毒性が高く、依存を招く要因となっているとされていました。
また、仲間同士でのやり取りがないと不安を感じる現象についても、現代の人間関係に影響を与える病気として捉えられていました。
さらに、ガラケー時代からのスマホ依存の歴史が語られ、特に歩きスマホの危険性について警鐘を鳴らす意見もありました。
満員電車の中でスマホを弄る人々や、外食中に会話をせずにスマホに夢中になるカップルの姿も挙げられ、物に使われることへの疑問が投げかけられていました。
依存が進む中、スマホが生活の必需品となっているという認識も広がっており、手放せないという声が多く聞かれました。
このように、スマホ依存の実態は多様であり、さまざまな影響を及ぼしていることがうかがえました。
ネットコメントを一部抜粋
使用目的によって依存か否かは違うでしょう。
ガラゲーの時からあったからな、握っていないと落ち着かないとか。
満員電車の中でも頑なにスマホを弄っている人を多く見かける。
スマホがないと何もできない時代だから仕方ない。
外食してると向かい合わせで座ってるカップルが会話もせずスマホに夢中になってる姿は何ともね。