THIEAUDIOが新たに発売するハイブリッドイヤフォン「Origin」は、1DD+4BA+2EST+1BCの構成で、高音質を追求した設計が特徴。価格は143,000円。
このイヤフォンは、1基の10mm径バイオセルロース振動板ダイナミックドライバー、2基のSonion製静電(EST)ドライバー、2基のKnowles製バランスドアーマチュア(BA)ドライバー、2基のSonion製BAドライバー、1基の骨伝導(BC)ドライバーから構成されている。
特に注目すべきは、THIEAUDIOブランドとして初めて搭載された骨伝導ドライバーであり、これが中域と高域に優れた質感を加える役割を果たす。
高域はESTドライバーとKnowles製TWFKドライバーが担当し、中低域はSonion製2600シリーズのドライバーが支え、ダイナミックドライバーが低域を強調する。
全体として、低音を好むリスナー向けに設計されながらも、正確な中音域と自然な高音域のバランスを保っている。
ミッドレンジはニュートラルで、楽器やボーカルにスタジオクオリティのトーンを提供し、高音域は人間の耳の知覚周波数にマッチして自然な減衰を見せる。
イヤフォンのユニットは、ヨーロッパやアメリカから取り寄せた高品位ドライバーを使用し、手作業で丹念に組み立てられている。
耐久性に優れ、生物医学的用途に安全な欧州基準の医療グレード樹脂が使用されていることも特徴だ。
付属のTHIEAUDIO EliteNoirケーブルは、ハイグレードワイヤーを採用し、耐久性と信号ロスの低減を実現。
周波数特性は20Hz~44kHz、感度は102dB@1kHz、インピーダンスは9Ω、重量は約60gで、シリコンイヤーピースやフォームイヤーピース、アルカンターラ素材のキャリングケースも付属する。
音質の追求と高級感を兼ね備えた「Origin」は、音楽愛好者にとって魅力的な選択肢となるだろう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ad03deacce2bcdae645e582a5a97f4b379cfddc2