2025年4月にLIXILが「トイレの文化館」をオープンし、日本のトイレ文化を展示。木製便器から現代の水洗トイレまで、約50点の実物が並ぶ予定です。
要約するとLIXILが運営する文化施設「INAXライブミュージアム」は、2025年4月17日に「トイレの文化館」を一般公開することを発表しました。
この新しい展示館は、日本のトイレ文化を発信するために設立され、木製便器から現代の水洗トイレまでの歴史を約50点の実物展示と資料展示を通じて紹介します。
INAXライブミュージアムは愛知県常滑市に位置し、他にも「窯のある広場・資料館」や「世界のタイル博物館」など6つの館から構成されており、土や陶器に関する体験教室や企画展も行っています。
LIXILの水まわり・タイル事業は2024年に100周年を迎えることから、この「トイレの文化館」はその記念事業として位置づけられています。
展示内容は、非水洗の木製便器から始まり、陶磁器製便器や水洗トイレの技術的進展を経て、現代のトイレに至るまでの歩みを辿ります。
特に2階の常設展示室では、各時代を代表するトイレや関連資料が展示され、国産初の温水洗浄機能付き便器や19世紀イギリスの水洗トイレなどが並ぶ予定です。
この展示を通じて、トイレの進化だけでなく、日本の精神文化における清浄性や清らかさの意味も感じてもらいたいとLIXILは述べています。
入館料は一般1,000円、学生800円、中高生500円、小学生250円で、休館日は水曜日（祝日の場合は開館）です。
トイレの文化館の敷地面積は732.4m2、延床面積は405.7m2です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e627d0e684bad9b83ff25ad96f07d6a757c75b17