荏原製作所がベライゾンのMSIEMを導入し、グローバルなセキュリティ体制を強化。脅威検知能力が向上し、ゼロトラストフレームワークの構築が可能に。
12月5日、ベライゾンジャパンが発表したこの取り組みは、リモート環境におけるセキュリティの強化を目指しており、脅威検知能力とその対応力を向上させることが期待されています。
また、ゼロトラストセキュリティフレームワークの構築も視野に入れています。
MSIEMは、既存のサイバーセキュリティ体制を強化するためのイベント監視サービスであり、カスタムの運用モデルを通じて、ベライゾンのセキュリティおよびインテリジェンス機能をSIEMソリューションと統合することが可能です。
このサービスは、将来的なセキュリティニーズに対応できる拡張性を持ち、ベライゾンのセキュリティ監視センター(SOC)がセキュリティアラートを監視し、重要なインシデントを迅速にエスカレーションします。
荏原製作所のインシデントレスポンスチームは、ベライゾンの脅威インテリジェンス情報と24時間365日の監視サービスを活用できるため、より効果的にサイバー攻撃に対処できるようになります。
荏原製作所は、ポンプや送風機、半導体製造装置など多岐にわたる事業を展開しており、世界117社、約2万人の従業員を擁しています。
同社は、グローバルにサイバーセキュリティを強化するために、ISMS/CIS Controls準拠活動を推進しており、さまざまな施策を導入しています。
特に、セキュリティ施策のグローバル展開において、ベライゾンのSIEMおよび統合ログ監視環境の構築実績が高く評価され、優れたサイバーインテリジェンスとカバレッジが採用の決め手となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/99e29090985dba200dcfcfe2ba7296f01647d771