大阪府が高齢者のATM操作禁止条例改正へ

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大阪府が高齢者のATM操作を禁止する条例改正を進め、特殊詐欺対策を強化。

要約すると大阪府では、高齢者を狙った特殊詐欺の増加を受けて、携帯電話で通話しながらATMを操作することを禁止する条例改正が進められています。

吉村洋文知事は、この対策が実効性を持つように義務化する意向を示し、「生活を破壊する詐欺は許さない」と強調しています。

特に、昨年の特殊詐欺被害は2656件に達し、被害総額は約37億円、今年度は1日当たり1600万円の被害が報告されています。

この背景には、犯人が高齢者に携帯電話で指示をする手口が多く見られることがあります。

このため、審議会は、携帯電話での通話中にATMを操作しないよう高齢者に義務づけることを提案しました。

また、金融機関にも詐欺対策を講じる義務を課すことが求められています。

さらに、電子マネーを利用した詐欺が増加しているため、コンビニでのプリペイド型電子マネー販売時に、店員が購入者の詐欺被害の可能性を確認することも条例に盛り込むべきとの意見が出ています。

大阪府は、来年の2月にこの条例改正案を議会に提出する予定です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6e04e8a2fc319e3164d2f43e4be2f335ed7c8c32

ネットのコメント

大阪府が高齢者のATM操作禁止条例を改正する動きに対し、ネット上では多様な意見が寄せられました。

多くのコメントでは、高齢者がATMを使用しながら電話をすることが詐欺に繋がる可能性があるため、条例の改正は一定の効果が期待できるとの意見がありました。

しかし、同時に「高齢者だけに限定する必要があるのか?」という疑問も呈され、全世代に対して一律に適用すべきだとの声もありました。

特に、高齢者を対象にすることで差別的な印象を与えるのではないかという懸念も多く見受けられました。

また、携帯電話を使用できないことで不便を感じる高齢者の声もあり、条例の実効性や運用方法についての疑問が浮かび上がりました。

さらに、実際に誰がこの条例を監視するのか、また取り締まりの方法についても具体的な提案が不足しているとの指摘がありました。

全体として、条例改正の目的は理解されているものの、その実施に関しては慎重な議論が必要であるとの観点が強調されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 高齢者は携帯で話しながら『ATM操作禁止』
  • 高齢者に限らず全面禁止でいいでしょう。

  • 身内なり取引先に口座確認する場合でも携帯を使えないのであれば不便で仕方がない。

  • 別に高齢者に限定する必要性はないのでは?
  • 高齢者がATM使いながら電話していたら、逮捕ですかね?罰金?

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