タイミーが不正利用防止の新体制を導入し、求人掲載前の全件チェックや個人情報保護を強化。安心なスキマバイトを実現。
特に「闇バイト」対策として、求人原稿を掲載前に全件チェックする体制を構築し、個人の電話番号も勤務直前まで開示しない仕組みを導入しました。
タイミーは、働きたい人と企業をマッチングするトップ企業であり、2023年7月には東証グロース市場に上場しました。
しかし、急速な成長の裏には悪質な利用事例も多く見られ、特に社会問題となっている「闇バイト」に関する求人がタイミーを通じて行われるケースが確認されています。
このため、同社は不正利用防止のための体制を強化し、安心安全にスポットワークのマッチングサービスを提供することを目指しています。
事業者向けの取り組みとしては、タイミーの営業担当が対面での商談や公的書類の提出を通じて事業者の実体を確認してきました。
新たに既存の事業者についても実体の確認を行い、確認が取れなかった事業者は求人を掲載させない措置を講じています。
また、新たな事業者の利用開始に際しては、公的書類の提出を必須とし、過去に不正利用で停止された事業者のデータを基に、自動的に利用を停止する仕組みも導入されています。
さらに、求人原稿の掲載前には24時間365日体制で全件チェックを行い、目視と機械的な確認を組み合わせた体制を構築しました。
不適切な求人が掲載された場合には、働き手からの通報機能も搭載されています。
働き手の保護のため、緊急連絡先としての個人電話番号は勤務直前まで開示しない仕組みを新たに設け、事業者とのメッセージ機能にも通報機能を追加しました。
これにより、不正事業者からの個人情報取得を防ぐことを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1bf30edb2a59c4e91e52ef3f77fff5a18825676d