NECの森田社長が2025年度の投資戦略を語り、BluStellarやジョブ型雇用の重要性、投資増加方針を示しました。株価上昇の背景にはマーケットとの信頼関係があると強調。
要約するとNECの森田隆之社長は、2025年度の投資戦略についてインタビューに応じ、同社が進めるジョブ型雇用や新たな価値創造モデル「BluStellar」の重要性を強調しました。
BluStellarは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を軸にした事業で、特にコンサルティングを基にした提案型営業を展開しており、2025年度には全社売上高の4935億円を見込んでいます。
このモデルを通じて、NECはAIやセキュリティ分野での人材獲得競争に対応し、業務デジタル化やシステム更新の需要を捉えるための組織再編を進めています。
具体的には、日本航空電子工業(JAE)の非連結化やNECキャピタルソリューションの一部株式売却、NECネッツエスアイの完全子会社化などが挙げられます。
森田社長は、2025年度が中期経営計画の最終年度であり、その成果を集約する重要な年であると述べ、長期的な方向性の加速を目指す意向を示しました。
また、研究開発費の一部を教育費に振り替える考えもあり、来年度は投資を増やす方針です。
2023年からの株価上昇については、有言実行の重要性を強調し、マーケットとの信頼関係を築くことが企業成長に不可欠であると語りました。
NECは、ITサービスや社会インフラ、BluStellarを支える基盤をシンプルにし、何をする会社なのかを明確にすることが重要だと強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c6a5b406509bbd2c1105a7902014efd451357720