日立が新たな営業店システム「セミセルフソリューション」を発表。窓口業務を効率化し、印鑑レス化を実現。利用者の利便性向上に貢献。
このシステムは、徳島大正銀行がファーストユーザーとして導入することが決まっています。
セミセルフ方式を採用し、既存の専用端末を活用することで、低コストで窓口業務を伝票・印鑑レス化することが可能です。
利用者はタッチパネルディスプレイを通じて取引内容を入力し、事務処理もシステム上で完結します。
従来、金融機関の行員が行っていた確認事項は自動処理されるため、作業負担が軽減され、煩雑な手続きが効率化されます。
行員が対応する必要がある事務手続きについても、自動ナビゲーションによりサービス品質が向上します。
システム上で事務手続きが完了するため、伝票の整理や保管業務も不要になります。
セミセルフ化により、利用者はタッチパネルで取引内容を入力するため、従来の紙の伝票記入や押印の手間が軽減され、直感的な操作が可能なユーザーインターフェイスが採用されています。
これにより、高齢者などの利用者も扱いやすくなっています。
手続きの負担軽減により利便性が向上し、利用者の待ち時間も短縮されます。
システムは既存の窓口システムにタッチパネルディスプレイや通帳読み取り装置、印鑑スキャナなどを接続する構成で、専用制御装置が不要なため、迅速かつ低コストで導入が可能です。
今後は「NEXTBASE」加盟行をはじめとした金融機関への展開を進め、地域金融機関の行員の負担軽減や人的リソースの有効活用、利用者の満足度向上に貢献し、地域金融機関のデジタル戦略を支援していく予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bab3b68d8d37220c8d257fd6dff0c2048320545d