Facebookが「閲覧数」を主要指標に変更し、パブリッシャーの戦略には影響なしと認識。両プラットフォームのパフォーマンス比較が容易に。
要約するとFacebookが新たに「閲覧数」を主要なパフォーマンス指標として統合することを発表しました。
この変更は、従来の「再生数」や「インプレッション」といった指標を一つにまとめ、全てのコンテンツのパフォーマンスをより簡単に測定できるようにするものです。
パブリッシャーの幹部たちは、この変更が自社の戦略にほとんど影響を与えないと認識しており、「閲覧数」は「リーチ」の再定義に過ぎないと考えています。
さらに、Facebookとインスタグラムで共通の指標を導入することで、両プラットフォームのパフォーマンス比較が容易になると期待されています。
BDGのウェス・ボナー氏は、ソーシャルメディアプラットフォームがパブリッシャーに示した兆候として、優れたコンテンツを判断する際に「プラットフォーム上でどれだけ多くの人に見てもらえるか」が重要視されていると述べています。
この変更は、パブリッシャーにとっては「インプレッションのリブランディング」と考えられており、戦略自体には大きな変化がないとされています。
実際に、BDGではFacebookのコンテンツダッシュボードから「リプレイ」という指標が消えたものの、他に大きな変化は見られていません。
ただし、投稿された画像やストーリーの閲覧数は、同一人物からの重複閲覧をカウントするようになったことでわずかに増加していることが確認されています。
ボナー氏は、今後もこの変化をモニターしていく意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0a31ee47eae80eb3e5b57653306e7f102fb288be