池上彰氏に関する誤情報が拡散。トランプ氏の勝利は不正との発言は事実無根で、共産社会についての発言も切り取られたものであると確認されました。
要約するとジャーナリストの池上彰氏に関する誤った情報がSNS上で拡散され、特にアメリカ大統領選挙に関連する発言が問題視されています。
2024年11月6日、池上氏が「トランプ氏の圧勝は不正によるものだ」と発言したという情報がX(旧Twitter)で広まりましたが、これは事実ではなく、テレビ朝日の「大下容子ワイド!スクランブル」の放送中にそのような発言は一切なかったと確認されています。
また、同様に「共産社会は理想」という発言も切り取られたものであり、実際には2021年に放送された別の番組からの引用です。
池上氏が出演した番組は「池上彰のニュースそうだったのか!!」で、当時の内容は中国共産党の動きについてのものでした。
日本ファクトチェックセンター(JFC)は、これらの内容についてテレビ朝日に取材し、発言が切り取られていることを確認しました。
SNS上では様々な反応があり、「不正選挙は前回のバイデンでしょ」といった意見も見られる一方で、情報の誤りを指摘する声も上がっています。
このような事態は、誤情報の拡散がいかに容易であるかを示しており、正確な情報の重要性が再認識される必要があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/23473dde8dbaccce4c26f4afea8de36a3d5a3097