OpenAIが新しい動画生成AI「Sora Turbo」を発表。テキストやコンテンツから最大1080pの動画を生成でき、ChatGPT PlusとProのユーザーが利用可能です。
この発表は、OpenAIが12日間にわたって行うホリデーイベント「12 days of OpenAI」の一環として行われました。
「Sora Turbo」は、以前に一部のレッドチームメンバーやテスター向けに公開された「Sora」を基にしており、OpenAIはこの新モデルが「大幅な」高速化を実現しているとしています。
Sora Turboは、Sora.comでスタンドアロン製品として利用可能で、「ChatGPT Plus」および「ChatGPT Pro」のユーザーは追加料金なしでアクセスできます。
新しいインターフェースは、OpenAIが「DALL-E 2」をリリースした際のスタンドアロン製品に似ており、ユーザーは「Featured」や「Recent」フィードを通じて他のユーザーが作成した動画を閲覧し、制作方法を学ぶことができます。
ユーザーはテキストや自身のコンテンツを使用して、最大1080pの解像度で最大20秒の動画を生成可能で、アスペクト比も横長、縦長、正方形に対応しています。
また、手持ちの画像や動画を使って、コンテンツの拡張、リミックス、置き換え、削除、ブレンドが行える機能も搭載されています。
さらに、ストーリーボードツールを利用して、フレーム単位で新しい動画シーケンスを作成することもできます。
ChatGPT Plusプランでは、480p解像度で最大50本の動画生成が可能ですが、720pの場合は本数が減ります。
一方、月額200ドルのChatGPT Proプランでは、より多くの使用量、解像度、長さに対応しています。
ただし、他の有料プラン(ChatGPT Team、ChatGPT Enterprise、ChatGPT Eduなど)にはSora Turboへのアクセス権は含まれていません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ac4cd05590db4aa09e3c13bf04e7b6e00a1c846c