iOS 18の「視線トラッキング」は、視線でiPhoneを操作できる新機能で、アクセシビリティを大幅に改善します。設定方法や操作手順も詳しく解説されています。
この機能を利用すると、ユーザーは視線だけでiPhoneの画面を操作できるようになります。
対応するデバイスは「iPhone 12」シリーズ以降と「iPhone SE(第3世代)」です。
視線トラッキングを使用するためには、まず「設定」アプリからこの機能を有効にする必要があります。
具体的には、「アクセシビリティ」から「視線トラッキング」を選択し、スイッチをオンにすると、セットアップが始まります。
セットアップ中には、画面に表示された色のついた点に視線を合わせることでキャリブレーションが行われます。
設定が完了すると、視線を向けたアプリやボタンが枠で囲まれ、見続けることでタップと同様の操作が行えるようになります。
この操作は「滞留コントロール」と呼ばれ、特定のポイントに視線を合わせ続けることで実現します。
また、視線の認識がズレた場合には再度セットアップを行う機能も備わっています。
ホーム画面に戻るには、画面に表示されたボタンを見続けてメニューから「ホーム」を選ぶ必要があります。
さらに、視線トラッキングの設定画面ではポインタの滑らかさを調整できるスライダも用意されていますが、これを視線で調整するのは難しいため、タッチ操作を推奨しています。
この新機能は、特に身体的な制約を持つユーザーにとって、iPhoneの使い勝手を大幅に向上させる可能性を秘めています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8e6fd10e08842d4ee059ec2090e125dce06b07c1