伊藤詩織さん映画の無断使用問題と弁護士の主張

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伊藤詩織さんの映画で無断使用問題、元代理人が指摘

要約するとジャーナリストの伊藤詩織さんが初監督を務めたドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」に関して、元代理人の西広陽子弁護士が問題点を指摘しました。

21日に東京都内で行われた記者会見では、映画に使用された映像が、裁判以外の目的で無断で使用されたという重大な問題が浮き彫りになりました。

西広弁護士は、訴訟のルールに従って提出された証拠が目的外に使用されることで、性被害者の証言や映像提供者が次第に減少してしまう懸念を示し、「多くの性被害者たちが声を上げられる社会になるために、承諾を得てほしい」と訴えました。

この映画は、性暴力を自ら調査した様子を描いており、4月にはサンフランシスコ国際映画祭で審査員特別賞を受賞するなど、国際的にも注目を集めています。

しかし、元代理人の指摘によると、映画制作にあたって提供されたホテルの防犯カメラ映像は、「裁判以外には使用しない」との誓約があったにもかかわらず、無断で使われたとのことです。

これに対し、伊藤さんは取材に応じ、「映像はプライバシーに配慮して作り直したもので、会見内容は事実に相違している」と反論しました。

この問題は、性暴力被害者の権利やプライバシー保護についての重要な議論を呼び起こしています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/592333b068b829d198d51d3ff8a1efbd023efe34

ネットのコメント

コメントの内容は、伊藤詩織さんの映画における無断使用問題について、多くの人々が懸念を示していました。

特に、正義感が過剰になることで新たな被害者を生む危険性が指摘され、ジャーナリズムの名のもとに何でも許されるわけではないという意見が多く見られました。

また、映画の主旨が性加害の問題を社会に知らしめるものであれば、関係者の承諾をきちんと得るべきだとの声もありました。

このような無断使用が今後、他の性被害者に対する支援を妨げる可能性があるとの懸念も多く、特にホテルなどが映像の提供を渋る事態を心配する声がありました。

さらに、伊藤さん自身が取材において映像のプライバシーに配慮したと述べている一方で、無断使用については問題視されるべきだとの意見もありました。

ルールや約束を守ることの重要性が強調され、映画制作における倫理的な側面が問われる内容となっていました。

全体として、伊藤さんの行動や映画制作に対する疑問や批判が多く寄せられ、今後の影響に対する懸念が広がっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 正義感が暴走すると、とんでもなく危険で、別の形での被害者を生み出すことになる。

  • 映画の主旨は、性加害の実態を知ってもらい、少しでも社会から性加害を無くそうってことでしょう?
  • 元代理人が会見を開いたという事は元代理人が証拠集めで入手した映像であり、それを伊藤さんが自由にコピーできる環境にあったのか無断でこっそりコピーされたのか、このどちらかだろうと思われる。

  • 今後、他の性被害があってもホテル等が「伊藤詩織さんみたいに無断利用されると困るから録画は提供できませんよ」という事態もありうるわけで。

  • 映画の内容にかんしては、法の範囲内であればどんな映画でも自由に作ってよいと思いますが、内容に関係なく、ルールや約束は守るべきだと思う。

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