2024年12月21日に中国で開催される『WLF MAX 武林風551』で、カンフーのハン・フェイロンとムエタイ3冠王ペットモラコットが対戦。両者の技術対決が注目されている。
要約すると2024年12月21日、中国・唐山新体育中心体育館で開催されるキックボクシング大会『WLF MAX 武林風551』において、カンフーを駆使するハン・フェイロンとムエタイ3冠王のペットモラコット・ペッティンディーアカデミーが対戦することが決まり、格闘技ファンの間で話題を呼んでいる。
ハン・フェイロンは、太極拳のマスターであり、過去に太極宗派選手権を6度制覇した実績を持つ選手で、身長180cm、体重70~73kg。
彼は「空飛ぶ太極拳の龍」として知られ、独自の技術をキックボクシングに取り入れ、特に足を持っての崩し技や背面体当たりを駆使している。
彼のスタイルは、従来のカンフーの枠を超え、試合での実用性が高いと評価されている。
一方、ペットモラコットは、タイのビッグマッチ常連であり、ルンピニースタジアムでミニフライ級王座とスーパーフェザー級王座を獲得した実績を持つ選手である。
彼は2015年に日本に初来日し、梅野源治との対戦で勝利を収めた。
2020年には初代ONEフェザー級ムエタイ世界王座を獲得し、3度の防衛に成功している。
最近では『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』に参戦し、イランやモロッコの選手と対戦して5連勝を記録したが、2023年9月にはタナンチャイ・シッソンピーノンにスプリット判定で敗北している。
2024年2月にはシュートボクシングに来日し、海人に勝利したが、4月のリマッチでは敗北した。
今回の対戦は、フェイロンの独特な中国武術がムエタイの技術を持つペットモラコットに通用するのか、非常に興味深い異種格闘技戦となる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f7803597fd26c6887e0d60ed804d68866adcd7e5