ハット8の株価がメタとの提携憶測で12%上昇。データセンター建設計画が影響し、ビットコインマイニング業界に注目が集まっています。
株価は協定世界時(UTC)10時00分時点で30ドル(約4500円)をわずかに下回る水準に達しました。
この動きに合わせて、ビットコインマイニングセクターに幅広くエクスポージャーを提供するコインシェアーズ・ヴァルキリー・ビットコイン・マイナーズETF(WGMI)も約3%上昇しています。
ハット8とメタは公式に提携を発表していませんが、ハット8はルイジアナ州ウェストフェリシアナ郡に120億ドル(約1兆8000億円)のデータセンターを建設中であり、メタも同州リッチランド郡で100億ドル(約1兆5000億円)規模のAIデータセンターを計画しています。
ビットコインマイナーとAIデータセンターには、必要な機器や計算能力、エネルギーの面で類似点があり、一部のマイナーは収益源の多様化のためにAI計算にリソースを割り当てています。
さらに、ハット8は5億ドル(約750億円)のアット・ザ・マネー・オファリングと2億5000万ドル(約375億円)の自社株買いプログラムを発表しており、最近のマイニング活動では11月に94BTCをマイニングしたと報告しています。
これは前月比で6%の減少にあたりますが、ハット8は9122BTC(約1381億5000万円)を保有しており、上場企業の中でビットコイン保有量が7番目に多いことが特徴です。
両社ともCoinDeskからのコメント要請にはまだ応じていません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/814cd9bc80e434dcc0b7a5d21a5a94a651bb1f86