尾上右近と中村壱太郎が、2024年1月2日から東京・歌舞伎座で「二人椀久」を共演。約6年ぶりの再演で、二人の熱い思いが詰まった作品に期待が高まる。
要約すると東京・歌舞伎座で2024年1月2日に初日を迎える「壽 初春大歌舞伎」夜の部で、尾上右近と中村壱太郎が共演することが発表されました。
この作品は、豪商の椀屋久兵衛を演じる尾上右近(32歳)と、傾城の松山太夫を演じる中村壱太郎(34歳)の二人によって展開されます。
この二人が同作で共演するのは、平成30年に行われた右近の自主公演「研の會」以来、約6年ぶりのことです。
取材会では、右近が「私が役者の道を歩み出すルーツとなっている尾上流の舞踊の代表作」と語り、作品に対する強い意気込みを見せました。
一方、壱太郎も「『二人椀久』は絶対に本公演でやりたいと思っていた」と述べ、同作が自身の演技における新たな気づきを与えたことを振り返りました。
二人は公私ともに仲が良く、右近は「吾妻流と尾上流が重なってできたのがこの『二人椀久』。
自分たちのルーツに対する思いや歌舞伎の歴史と伝統を自分たちがつなげていく使命もある」と話し、壱太郎も「この曲と踊りが大好き」と熱い思いを語りました。
公演は1月26日まで続き、観客にとって特別な体験となることが期待されています。
チケットの問い合わせは、チケットホン松竹(0570・000・489)で受け付けています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f3c3c1566bd94b95317ca4540753a98a86eee54f