ナウル観光局が語る生成AI投稿の批判とSNS運用の難しさ

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ナウルの観光局が生成AIを用いた投稿に対して受けた批判を振り返り、SNS運用の難しさや自由な言論の重要性を訴えました。

要約するとナウル共和国の政府観光局日本事務所は、2023年9月に生成AIを用いて制作した画像を投稿した際に受けた批判について再度言及しました。

この投稿は、AIチャットボット「Grok」を使用して作成されたもので、結果的に多くの誹謗中傷が寄せられ、投稿は削除されました。

ナウルは南太平洋に位置する小さな島国で、観光局の公式Xアカウントは51万人以上のフォロワーを持ち、美しいビーチやユーモラスな投稿で人気を集めています。

しかし、AI生成画像に対する反発が強まったため、観光局はその後の対応を考慮し、批判に対して心の傷を感じたと述べています。

12月にはGrokが一般ユーザー向けに無料開放され、これによりAI生成画像を楽しむユーザーが増加していますが、観光局は「SNSの運用は難しい」と感じつつ、責任を持って意見を表明してほしいと訴えました。

また、生成AIに対する様々な意見が存在することを理解しつつも、攻撃的な言動は避けるべきだと主張しています。

観光局は、生成AIの使用がナウルの実際の風景とは異なることを認識しながらも、SNSでの自由な言論の重要性を強調しています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7b9664e564f2e3887285bc20f34be30603666eb2

ネットのコメント

ナウル観光局が生成AIを利用した投稿に対する批判やSNS運用の難しさについて、多様な意見が交わされました。

まず、SNS上での発言が無責任であることや、常識が一般とは異なる利用者が多いことが指摘され、現代のSNS利用における問題点が浮き彫りになりました。

また、生成AIの利用自体には違法性がなく、ナウル観光局が公的機関として正式に委託を受けたものであることも強調されました。

これに対し、AI規制派の意見が一方的であり、まともな議論が行われていないとの意見もありました。

さらに、生成AIによって作成されたイメージが実際のナウルの印象を低下させる可能性や、過度なレタッチが期待を裏切ることも懸念されていました。

生成AIの利用に対する理解が不足している現状や、クリエイターの権利が無視されることに対する不満の声も挙がり、技術の進化に伴う倫理的な問題が浮き彫りになりました。

全体として、SNS上での意見交換は多様であり、生成AIの利用に関する議論が深まる必要があることが示されました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 元々SNSがメインの生息場所になっている方は何かしら常識が一般人とは異なっていた。

  • 生成AIを利用すること自体に何ら違法性はない。

  • ナウル観光局はナウル本国の閣議決定を経て正式に委託を受けた公認の機関だ。

  • ナウル素晴らしいビーチだということが前提として、生成AIで作られたイメージを実際のナウルだとして優良誤認してしまう問題がある。

  • 世の中のほとんどの人間は創作能力が無い。

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