尹大統領の支持率が11%に低下し、弾劾賛成が75%に達するなど、韓国の政治状況が混乱を極めている。
要約すると韓国の世論調査会社、韓国ギャラップが実施した最新の調査によると、尹錫悦大統領の支持率は前週から5ポイント下落し、就任以来最低の11%に達した。
これは、非常戒厳を宣言した影響が大きいと考えられ、同時に不支持率は85%と過去最高を記録した。
調査は10月10日から12日の間に実施され、全国の18歳以上の1002人を対象に行われた。
尹大統領を支持する理由としては、外交の成功が22%、非常戒厳の宣布が10%、不正腐敗の根絶や公正性がそれぞれ4%という結果が出ている。
一方で、不支持の理由としては、非常戒厳事態が49%と圧倒的に多く、経済や国民生活の問題が8%、全般的にうまくできていないとの意見が6%で続いた。
また、尹大統領に対する弾劾案には75%が賛成し、21%が反対。
与党「国民の力」の支持者の中でも27%が賛成、66%が反対という結果が出た。
最大野党「共に民主党」の支持者の97%が賛成していることから、政治的な緊張が高まっていることが伺える。
調査では、非常戒厳宣言を「内乱」と考える人が71%に達し、尹大統領の早期退陣を前提とした国政運営案については23%が賛成、68%が反対した。
政党支持率では、国民の力が24%、共に民主党が40%と、政局の変化が見られる。
国会議長や主要政党のリーダーに対する信頼度では、禹元植氏が56%の支持を得ており、他の政治家たちに比べて高い評価を受けている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8dc319376aa34c0e58d3fed55fce29bf4d32d46c