アマチュアゴルファーがカップ手前でボールが切れる原因と、正しい打ち出し方向についてパッティング専門コーチが解説。理想的なライン読みを学び、アマラインを克服する方法を紹介。
アマラインとは、ボールがカップに届かず手前で止まってしまう現象で、多くのプレーヤーがこの問題に悩まされています。
平田氏は、ボールの打ち出し方向やライン読みの誤解がこの現象を引き起こす要因であると指摘しています。
特に、アマチュアゴルファーは、ボールの通り道における曲がりの頂点を意識しすぎるあまり、実際にはカップ寄りの地点を狙うべきであることを理解していないことが多いと述べています。
打ち出しからのボールのスピードは瞬間的に最も速く、そこから摩擦によって減速します。
そのため、ボールが曲がり始める地点は、実際の頂点よりもカップ寄りになることが多いのです。
平田氏は、傾斜が一定であれば、ボールとカップを結んだ距離を3分割した際に、3分の2地点が曲がりの頂点になると説明しています。
ここで、頂点を狙って打ち出すと、ボールは真っ直ぐ転がらず、カップ寄りの浅いラインを通るため、アマラインに外れてしまうことが多いと指摘しています。
解決策として、平田氏は、ボールとカップを結ぶ直線に対して、頂点までの幅の約2倍の地点を狙って打つことを提案しています。
この方法を意識して練習することで、アマラインに外れることが少なくなるとしています。
最後に、平田氏は、再現性を高めるためには、打ち出し方向やセットアップのズレを確認することが重要であると締めくくっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/97f8d4d3e50eb0e6d83d51e0e44e12432e24c63f