2024年度上期、iPadが15期連続で国内タブレット市場1位に。出荷台数は前年同期比15.3%増の302万台。2025年度にはGIGAスクールによる買い替え需要が期待される。
要約すると2024年度上期の国内タブレット市場において、AppleのiPadが15期連続で出荷台数1位を獲得し、全体のシェアは約49.9%に達しました。
MM総研の調査によると、タブレット端末の出荷台数は前年同期比で15.3%増の302万台となり、4年ぶりに増加に転じました。
この要因として、AppleのiPadが堅調に販売されていることと、AndroidスマートフォンメーカーによるWi-Fiタブレットの増加が挙げられています。
特に、NECレノボ、マイクロソフト、シャオミ、アマゾンといったメーカーも市場において一定のシェアを持っていますが、シャオミはスマホ市場での躍進を背景に、初めてタブレット市場でも4位にランクインしました。
さらに、2025年度には「GIGAスクール構想」による端末の買い替え需要が本格化すると予想され、MM総研は2024年度通期の出荷台数を前年より12.9%増の637万台と見込んでいます。
現在のタブレット市場は、OSやアプリストア、コンテンツサービスを展開するプラットフォーマーの影響が強く、純粋なハードウェアメーカーはNECレノボとシャオミの2社のみです。
今後、生成AI搭載タブレットや折りたたみ型タブレットなど新技術が市場に新たな活力をもたらすことが期待されており、教育現場やビジネスシーン、家庭での利用が広がる可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/079213e5e1e46ef1b05301bfc5661eafc1e6d2d5