金正恩氏が水害から3ヶ月後、慈江道の被災地を初訪問し、復旧作業の進捗を確認しました。建設物の質に対する指摘も行い、復旧に向けた指導力を示しました。
要約すると北朝鮮の金正恩国務委員長が、7月末に発生した鴨緑江流域の水害から3ヶ月が経過した21日に、初めて慈江道の被災地を訪問したことが、朝鮮中央通信によって報じられました。
金正恩氏は、復旧作業の進捗状況を確認し、特に住宅建設における質の確保を強調しました。
彼は一部の地域で建設物の質が軽視されている現状を指摘し、欠点を克服しながら完璧を目指すよう指示しました。
北朝鮮政府は、7月の水害を受けて、平安北道や慈江道、両江道などの地域を「特級災害非常地域」に指定し、復旧作業を進めています。
特に慈江道は被害が大きいとされ、韓国政府もその分析を行っています。
金正恩氏は水害後、平安北道を2回訪問していましたが、慈江道を訪れなかった理由として、被害の深刻さから現地指導が逆効果になる可能性があるとの判断があったとされています。
この訪問は、北朝鮮の水害復旧における重要なステップとされており、金正恩氏の指導力を示す場ともなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/43409c985a7731d21094ac753f8dd215ea6d0f9f