米Stripeが11億ドルでステーブルコインプラットフォームBridgeを買収し、金融サービスの改革を目指すことが明らかになりました。
要約すると米決済企業ストライプ(Stripe)が、ステーブルコイン決済プラットフォームのブリッジ(Bridge)を11億ドル(約1650億円)で買収することを発表しました。
この情報は、米メディアのテッククランチの創設者であるマイケル・アリントン氏のXでの投稿を通じて広まり、その後、ストライプとブリッジの両社がこれを確認しました。
ストライプの共同創業者兼CEOのパトリック・コリソン氏は、ステーブルコインが金融サービスにおける「常温超伝導体」であると述べ、これによって企業がスピード、カバレッジ、コストの大幅な改善を享受できると期待しています。
ストライプは、世界最高のステーブルコインインフラを構築する計画を持っており、ブリッジを迎え入れることを喜んでいると語っています。
ブリッジは、8月末に5400万ドルの資金調達を行い、米決済大手スクエアや米暗号資産取引所コインベースでの経験を持つザック・エイブラムス氏とショーン・ユー氏によって設立されました。
彼らは、スペースXやコインベースなどの顧客を抱えており、ブロックチェーンにおけるストライプを目指して、開発者が利用できるグローバルシステムの構築を目指しています。
また、ストライプは、米サークルが発行するステーブルコイン「USDコイン(USDC)」を通じた暗号資産関連サービスの拡大も検討しているとのことです。
現在、両社にはコメントを求めていますが、執筆時点では回答は得られていません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bf0d39c4a97f475b2ee2108004e58d8ae2f7850f