北朝鮮は尹大統領の弾劾訴追案可決に沈黙を守り、過去の朴元大統領の時とは対照的な報道姿勢を示している。
14日に行われた可決について、北朝鮮の公式メディアである朝鮮中央通信や労働党機関紙の労働新聞は、15日午前9時までに一切の報道を行っていない。
この沈黙は、2016年12月に朴槿恵元大統領の弾劾訴追案が可決された際とは対照的で、その時は約4時間後に北朝鮮の対南宣伝メディアが関連ニュースを報道した。
朴槿恵の弾劾案可決時には、朝鮮中央通信が韓国メディアの情報を引用し、彼女がすべての権限を停止されたことを伝えた。
最近、北朝鮮は尹大統領を批判する集会のニュースを報道していたが、12月3日の非常戒厳令発令以降、韓国国内の反政府デモに関しては沈黙していた。
しかし、11日には弾劾危機にある尹大統領について初めて報道し、非常戒厳に関する情報を提供した。
労働新聞は、尹大統領が不正に非常戒厳令を発令し、韓国全土が混乱に陥っていると報じ、弾劾を求める抗議の声が高まっていることを伝えた。
このように、北朝鮮の報道姿勢は、韓国の政治状況に対する関心を示しているが、尹大統領の弾劾案に対する反応は依然として鈍い。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/125df668bbab8872a30a6783653d3644888362ca
コメントは、北朝鮮の尹大統領弾劾訴追案に対する沈黙が、過去の出来事とどのように対比されるかについての意見が多く寄せられました。
多くの人々は、北朝鮮が韓国の政治状況に対してどのような思惑を持っているのかを考察し、特に米軍の撤退が北朝鮮にとって重要であると指摘しました。
北朝鮮は、韓国の政治的な動きに対して静観を決め込むことで、自国の利益を優先しているとの見方が強まりました。
また、韓国国内でのデモや政治的変動が北朝鮮に与える影響についても議論され、特に国民に対する情報の制限が重要視されました。
北朝鮮の最高権力者が失脚することが国民に知られることを避けたいとの意見もあり、情報統制の重要性が強調されていました。
さらに、韓国の政治状況が北朝鮮にとってどのように映るのか、また過去の政権との違いについても考察がなされ、国際的な視点からの分析が行われていました。
全体として、北朝鮮の沈黙の背後にある複雑な国際関係や国内事情が浮き彫りになりました。
ネットコメントを一部抜粋
傀儡のトップがどうなろうが知ったことでは無いということ。
先般キム委員長は韓国との分断を宣言し、鉄道やら送電線を破壊してます。
むしろ南では百姓が王様にNOが言えるんだということが伝わるのがまずいと躊躇ったのではないか？
住民がデモして最高権力者が失脚した… なんてことが北の人民にバレたらマズいと思ってるんだろう。
国のトップがつぶされる報道はよほど気を付けて報じないと、真似される恐れがあるからねー。