日中韓の保健相が感染症対策や薬剤耐性の問題で協力を強化する共同声明を採択。UHCの達成を目指し、国際的な支援を行うことが確認された。
要約すると日中韓の保健相会合が東京都内で行われ、感染症のパンデミックや薬剤耐性の拡散といった健康上の緊急事態に対処するための協力体制を強化する共同声明が採択されました。
この会合には、日本の福岡厚生労働大臣、韓国の朴敏守保健福祉部第2次官、中国の雷海潮国家衛生健康委員会主任が出席し、握手を交わしました。
共同声明では、誰もが公平に適切な医療を受けられる「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の達成を目指し、2025年に日本に設置される国際保健分野の拠点「UHCナレッジハブ」を中心に、低中所得国の知識向上や能力開発の支援を行うことが確認されました。
また、各国間の人材交流を通じて高齢者の健康改善にも取り組む方針が示されています。
このように、日中韓の三国は、地域内での健康問題に対して連携を強化し、国民の健康を守るための具体的な施策を進めることを約束しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d1c7b2aa9495a07a24929a04cabbbfd3cb290c19