韓国では、尹大統領の弾劾審判が27日に開始され、内乱容疑の捜査が進行中。与党代表が辞任し、元法相が収監されるなど、政局は混迷を深めている。
要約すると2023年12月16日、韓国では尹錫悦大統領に対する弾劾審判が始まることが発表された。
憲法裁判所は、国会で可決された弾劾訴追案に基づき、27日に初回の弁論準備期日を設定した。
この準備期日は、弁論に先立つ手続きであり、当事者の出席は義務付けられていない。
憲法裁はこの事件を最優先で審理する意向を示している。
さらに、大統領に対する内乱容疑を捜査する合同捜査本部は、尹大統領の出頭要請書を大統領室と公邸に伝達しようとしたが、警護処によって受け取りを拒否された。
出頭要請書には内乱や職権乱用の容疑が記載されている。
与党「国民の力」の韓東勲代表は、弾劾案の可決を受けて辞任を表明し、約5か月間の任期を経て党の最高委員会が崩壊したことを理由に挙げた。
彼は弾劾案に賛成したことについて後悔はしていないと述べた。
さらに、元法務部長官で野党「祖国革新党」の前代表である曺国氏が、娘や息子の不正入学に絡む業務妨害罪で懲役2年が確定し、ソウル拘置所に収監された。
曺氏は拘置所に入る前に、政権交代に全力を尽くす必要があると語り、与党が政権を維持することを阻止すべきだと強調した。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a99c9ad0617d3162cc461bd626d4c1eca8ef6553