リップル共同創業者のラーセン氏が、カマラ・ハリス氏を支援するために15億円相当のXRPを寄付しました。彼は暗号資産業界の有力支援者として、テクノロジーの新たなアプローチを求めています。
ラーセン氏は、ハリス氏の政治活動委員会「Future Forward」に対してこの寄付を行い、暗号資産業界におけるハリス氏の有力な支援者となっています。
彼は自身のXの投稿で、民主党がテクノロジーやイノベーションに対して新たなアプローチを取るべきだと述べ、ハリス氏がアメリカのテクノロジーのリーダーシップを確保することを期待しています。
これまでにもラーセン氏は同PACに175万ドルを寄付しており、他の民主党の選挙キャンペーンにも数十万ドルを寄付してきました。
しかし、暗号資産業界全体の献金に比べると、その規模は小さく、スーパーPAC「Fairshake」が主導する業界全体の献金は、主にコインベースやリップル、アンドリーセンホロヴィッツからのもので、1億6900万ドル(約254億円)に達しています。
このスーパーPACは、献金先を民主党と共和党の両方に分散することで、特定の候補者への偏りを避ける方針を取っています。
一方で、ラーセン氏のように特定の候補を支持する暗号資産業界のリーダーたちもおり、トランプ氏を支持する関係者も存在します。
ラーセン氏は、先月にハリス氏を支持する書簡にサインした88人の企業リーダーの一人でもありますが、リップル社自体は過去に共和党側に寄付を行ったこともあります。
こうした背景から、暗号資産業界の政治的なダイナミクスが複雑であることが浮き彫りになっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8bd59f46e954cf56b26c4bfb787b36d2002012d3