奈良県のK-POPコンサート開催とその背景

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奈良県が来年10月にK-POPコンサートを開催予定。事業費は約2.7億円で、高額だが奈良のPRや友好親善に期待を寄せる。天平祭は認知度低下を理由に廃止。

要約すると奈良県の山下真知事は、来年10月に奈良公園で開催予定のK-POPコンサートについて、県議会の記者会見でその意義を強調しました。

コンサートは、韓国のアーティストを招いて行われ、9000人の来客が見込まれています。

事業費は約2億7000万円と高額ですが、山下知事は「奈良らしい場所でお客さんに強い印象を残すことができ、奈良のファンが増える効果も期待できる」と述べました。

さらに、会場設営費用については、忠清南道側の意向を尊重し、大規模なステージや照明、警備の配置が必要であるため高額になったと説明しました。

一方で、事業費が高いことに対する疑問もあり、山下氏は「コスト削減型の県政を進めてきた中で、なぜ1日のイベントに2・7億円も使うのか」という質問に対し、日韓の友好親善や経済効果、奈良県のPRの価値を強調しました。

また、平城京天平祭の廃止については、県が実施した認知度調査の結果が17%と低かったため、より効果的なイベントへの転換が必要と判断したと述べています。

コンサートの経済効果については、今後の試算に期待を寄せています。

山下氏は、日韓国交正常化60周年の記念事業に呼応する形で、来年の開催を選んだと説明しました。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0ea0ece8c659c84b63b366748029522ff836b2c3

ネットのコメント

奈良県で開催されたK-POPコンサートについてのコメントは、主に税金の使い道やイベントの費用対効果に対する疑問が多く寄せられていました。

特に、約2.7億円という多額の支出が本当に妥当なのか、多くの県民が疑問を感じていたようです。

知事の「ちょっと高いと思った」という発言に対しては、県民の血税を使う立場としての責任感が欠けているとの指摘がありました。

また、コンサートの集客見込みが9000人である一方、過去の天平祭では11万人以上の観客動員があったという比較もあり、費用対効果が非常に低いという意見が多かったです。

さらに、若者向けのイベント自体には賛成する声もあったものの、採算を度外視するのは問題だという意見が強調されていました。

伝統行事の天平祭を廃止したことに対する不安も多く、知事の独断専行に対する批判が集まり、県民の意見をもっと反映すべきとの声が上がっていました。

結局、奈良の文化や伝統を大切にしながら、どのように現代のニーズに応えるかが重要であるとの認識が広がっていたようです。

ネットコメントを一部抜粋

  • 出演タレントが誰かも判らず、舞台演出等も先方任せで、費用だけは奈良県が負担するという企画でよく県議会も可決したものだと思う。

  • 会場は広大で使い道のない平城京跡で天平祭とコラボすればいい。

  • 若い世代向けのイベントをやること自体は良いと思うけど採算度外視なのはどうかと思うわ。

  • ニュースで見たけど、天平祭りは年3回の実施で費用は1億ちょっとくらいで11万人ほどの人が観客動員を誇るらしいです。

  • この知事は何を言っているのか?「ちょっと高いと思ったが」じゃなくて、滅茶苦茶高いでしょ。

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