ギャンブル依存症の息子が闇バイトで逮捕、母親は苦悩を語る。家族は1千万円近くを支援し、息子の回復を願ったが、現実は厳しい。
母親は、衆院議員会館で行われた院内集会に出席し、自身の心情を語りました。
彼女は「ショックで頭が真っ白になった」と述べ、家族がどれほど苦しい日々を過ごしているかを明かしました。
息子は高校を中退し、パチンコなどにのめり込むようになり、ギャンブルによる金銭問題で職を転々としました。
母親は息子からお金を無心されるたびに「本当に最後ね」と何度も約束を交わし、最終的には総額1千万円近くを渡してしまったと語ります。
息子は依存症患者の回復施設に入所しましたが、2カ月半で退所し、その後も特殊詐欺の受け子として逮捕され、実刑判決を受けました。
再度回復施設に入るも、またしても飛び出し、今年2月から一人暮らしを始めました。
母親は「強盗事件で若者が逮捕」というニュースに対し、信じたくない気持ちを持ちながらも、現実を受け入れざるを得なかったと語っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/227e7a4eb225c2859d2f16c8bd27526e0430b7cd
ギャンブル依存症の息子が逮捕されたニュースに対するコメントは、家族の苦悩や社会的な問題に焦点が当てられていました。
多くのコメントでは、息子の経歴から見える負の連鎖が指摘され、依存症が脳の病気であることを理解する必要性が強調されました。
親がどれだけ努力しても、本人が変わろうとしなければどうしようもないという意見が多く、最終的には本人の責任だという考えもありました。
しかし、社会がこのようなケースを放置してきたことにも問題があるとの声もありました。
さらに、ギャンブル依存症が犯罪に繋がる危険性や、短期間でお金を得ようとする若者が闇バイトに手を出す背景には、教育や家庭環境が影響しているとの指摘がありました。
依存症は単なる意思の問題ではなく、教育や啓発が重要であるとされ、ギャンブル依存症に対する理解や対策が急務であると強調されました。
また、親が子どもに倫理的な価値観を教える責任があること、そして、社会全体で依存症の問題に取り組む必要性も訴えられました。
全体として、依存症の問題は個人だけでなく、家族や社会全体に影響を及ぼす深刻な問題であることが再認識されました。