INTMAXがイーサリアム上で世界初のステートレスL2決済ソリューションのテストネットを開始し、低手数料と高スループットを実現。新たな金融サービスの機会を提供することを目指しています。
この技術は、世界初のステートレスなレイヤー2決済ソリューションとして注目されています。
ステートレスとは、バリデーターがデータを保持せず、1回のやり取りで状態が初期化される方式を指します。
INTMAXは、zk-Rollup技術を活用し、オンチェーンデータをわずか5バイトで処理することで、複数のオフチェーントランザクションを1つの証明に集約できる仕組みを構築しています。
これにより、イーサリアムのメインネットの混雑を軽減しつつ、セキュリティや分散性といったコア原則を維持することが可能になります。
テストネットでは、トランザクション手数料が0.5セント未満であること、プライバシーを保護したトランザクション処理、無制限のスケーラビリティ、ゼロ知識証明システムによるセキュリティの強化が導入されています。
これらの機能は、特に金融インフラが不十分な地域でのブロックチェーンの採用における課題を解決することを目指しています。
低いトランザクション手数料と高いスループットにより、個人ユーザーだけでなく機関投資家にとっても参入障壁が取り除かれる可能性があります。
プラットフォームは、プライバシーとセキュリティに重きを置き、従来の金融サービスが不足している市場に新たな金融サービスの機会を提供することを目指しています。
また、INTMAXは日本の起業家によって設立され、昨年には生体認証と最新の暗号技術を活用したウォレットを提供し、今年はアフリカ展開を目指してベンチャーキャピタルと提携しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/308d923ebf2234b290dbdfd0f4e822f90af90fc7