JR西日本がイチョウの落ち葉を利用して線路脇の雑草抑制に取り組み、小学校児童が協力。地域貢献と環境保護を目指す活動。
要約するとJR西日本は、イチョウの落ち葉を「除草シート」として線路脇に敷く取り組みを進めており、兵庫県加古川市の市立氷丘南小学校の児童たちがその活動に協力した。
児童たちは校内のイチョウ並木から落ち葉を集め、JR西に引き渡した。
この活動は地域の環境保護と教育の観点からも意義があり、児童たちは自分たちの行動が地域に貢献することに喜びを感じている。
参加者は約40人で、熊手を使って落ち葉を集める作業を行った。
JR西日本の加古川保線管理室では、イチョウの葉が雑草の成長を抑制する可能性に着目し、昨夏から検証を開始。
現在、山陽線の一部区間にイチョウの葉を敷き詰め、雑草抑制効果を観察している。
これまでの結果では一定の抑制効果が確認されており、環境への悪影響は見られていない。
今後は公園や学校、社寺などから落ち葉を集め、実験範囲を拡大する予定だ。
加古川保線管理室の長浜室長は、除草にかかる年間コストが3千万円に達することを説明し、地域住民の協力を得ながら不要物を活用することで、環境改善と地域共生を目指す意義を強調した。
この取り組みはJR西日本だけでなく、他の鉄道会社からも関心を寄せられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/44bde70d499b9bf2b451e774891dbea4a7e0fca7