札幌高裁がパワハラうつ病の労災認定を否定

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札幌高裁がパワハラによるうつ病の労災認定を退けた。男性は上司からのパワハラでうつ病を発症したが、訴えは棄却された。

要約すると札幌高裁は、パワハラを受けてうつ病を発症した40代の身体障害者男性による労災認定の訴えを退けた。

この男性は、2015年に身体障害等級5級の認定を受けた後、2016年に建築関係の会社に障害者採用で就職し、札幌支店に配属された。

しかし、上司からの日常的なパワハラが原因で2017年6月にうつ病と診断された。

具体的には、指導係の女性から「書類作成の際、ブツブツうるさい」と注意を受けたり、男性課長からは極度の緊張を伴う朝礼での連絡役を強要されたりしていた。

男性は、労働基準監督署が労災と認めなかった処分が不当であるとして、国に処分の取り消しを求めて訴訟を起こした。

しかし、札幌高裁は一審の札幌地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

裁判所は、男性の主張するパワハラの事実や、うつ病の発症との因果関係について十分な証拠がないと判断した。

この判決は、パワハラ問題に対する労災認定の難しさを改めて浮き彫りにした。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2eefdbadb5b0b7360dc50608a008527850c9f8f8

ネットのコメント

コメントでは、札幌高裁がパワハラによるうつ病の労災認定を否定したことに対して、さまざまな意見が寄せられました。

多くの人が、パワハラの認定基準が非常に厳しく、セクハラなどと比較しても不公平だと感じているようでした。

特に、被害者が死亡していない限り、労災として認められにくいという声があり、現行の基準に対する不満が表れました。

また、パワハラの受け取り方は個人によって異なり、単なる甘えや過敏さと捉えられることもあるため、何がパワハラに該当するのかの判断が難しいという意見もありました。

さらに、労災認定が自殺などの極端なケースに限られる現状についても疑問が呈され、もっと柔軟な対応が求められるべきだとの意見がありました。

全体として、パワハラの認定に対する基準や社会の理解が不十分であるとの意識が強く感じられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • パワハラは、被害者が死んでいない限り、労災は認めてくれないと思います。

  • どこまでがパワハラなのか判別するのも難しいと思う。

  • 自殺者以外は認めない感じか?
  • 詳細不明ですが労災とは総合判断で認められなかったのでしょう。

  • ブツブツうるさいと注意されたくらいで鬱病?

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