東京都は、2024年10月に練馬区の「放射第7号線」の一部を先行開通することを発表しました。これにより、都心と所沢を直結する交通路の整備が進む見込みです。
この道路は、都心から関越道の練馬ICまでをつなぐ「目白通り」を西へ延伸する計画であり、最終的には所沢市に至る4車線道路が整備されることになります。
全線が開通すれば、都心と所沢を直結する重要な交通路となり、北多摩地域の交通混雑を解消する期待が寄せられています。
しかし、現在のところ開通済みなのは大泉JCTから大泉学園通りまでであり、さらなる延伸には用地取得が難航しています。
特に西東京市までの約2kmの区間は、未開通のままでしたが、今回の発表で練馬区内の未開通部2kmのうち、用地が取得済みで工事もほぼ完了している西側の1km区間が先行開通することになりました。
この先行開通区間は、大泉西中学校前から西東京市境までの部分で、今後は伏見通りの西東京北町6丁目交差点から東へ約1.6kmにわたって「まともな広い道路」が通行可能になります。
これにより、周辺住民の交通利便性が向上し、買い物などの移動がスムーズになる見込みです。
具体的な開通日時は後日発表される予定ですが、都心への接続がないため、交通量は少ないと予想されています。
さらに、残る東側1kmの用地取得率は98%に達しており、東京都は早期の交通開放に向けて努力を続けています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f8ae0f23f896c536118fe05467e3533a7479e67b
練馬区の放射第7号線の一部開通が決定したことに対して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、寺院の墓地移転に関する歴史的な経緯や、自治体の対応への疑問が含まれていました。
特に、戦後の道路計画に対する寺院側の取り組みや、自治体の役割についての意見が多く見受けられました。
あるコメントでは、行政の事務的な対応が寺院やお墓の家族への配慮に欠けるとの印象が示され、現在の担当者が気の毒であるとの意見もありました。
また、墓地の移転に関しては、他の民家や事業所が移転を余儀なくされている中で、特定の寺院だけが残ることに対する不満もありました。
さらに、墓地問題の解決に向けた具体的な方策が不明瞭であることが指摘され、開通が進む中でも根本的な問題は解決されていないとの意見が多かったです。
全体として、開通の決定があったものの、墓地移転に関する懸念や行政の対応への疑問が多くの人々に共有されていました。
ネットコメントを一部抜粋
歴史的な経緯はあります。
行政も全くもって事務的で寺院とお墓のご家族への配慮が欠けている印象。
他の民家や事業所は移転を余儀なくされており、残り1件のみ居座ることが許されるというのはワガママでしかない。
寺側は立ち退き自体を拒否しているわけではないので、都のやり方に問題があると思う。
結局のところ、お墓の問題は全く解決しておらず、できてるところは開通させましょというだけの話でしょ。