スターバックスが2025年から紙製ストローを廃止し、バイオマス素材のストローに切り替えを発表。環境負荷低減と飲み心地向上が目的。
この変更は、同社が2018年から始めた石油由来プラスチック製ストローの撤廃に続くもので、日本では2020年から紙製ストローを提供していたため、約5年ぶりの新たな試みです。
新しいストローは植物油などを主原料としており、環境への影響を考慮した結果、CO2排出量を現行の紙製ストローよりも低減できるとされています。
また、廃棄物の量も半分近く削減できる見込みです。
スターバックスは、マーケットごとに異なる素材のストローを採用しており、今回のバイオマス素材のストローは日本独自のものです。
飲み心地の向上もこの変更の大きな要因であり、紙製ストローはアイスドリンクやフラペチーノに使用される際に、ひっついたり、ふやけたりするなどの問題がありました。
これに対処するため、同社は2021年に紙製ストローの構造を3層から4層に変更し、強度や耐久性を向上させてきました。
新しいストローの導入はまず沖縄県内の全32店舗から始まり、3月には全国展開を予定しています。
特に沖縄は温暖な気候でアイスドリンクが多く提供されるため、先行導入が決定されたとのことです。
季節のフラペチーノ用の太いストローも4月上旬に切り替えられる予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/80ce8c83d5cd466bcfd10f81287d52c67fd4b726
スターバックスが紙ストローを廃止し、新素材を導入したことに関するコメントは、環境問題への高まる関心とともに、ストローの使い心地に対する不満が目立ちました。
多くのコメントでは、紙ストローのフニャフニャ感や吸いにくさが指摘され、飲み物の味や飲み心地が最優先だとする意見もありました。
また、プラスチックストローの代わりに紙ストローを使用することが本当に環境に良いのかという疑問も多く寄せられ、効果の検証を求める声がありました。
さらに、リサイクルや不法投棄の問題についても言及され、スターバックスが提供するポイント制度を利用してリサイクルを促進する提案がありました。
ストローだけを紙にする施策に対しては、他のプラスチック製品の削減も考慮すべきだという意見があり、全体的に持続可能な解決策が求められていました。
全体として、環境問題に対する意識が高まる中で、スターバックスの取り組みに対する期待と懸念が入り混じったコメントが多く見受けられました。
ネットコメントを一部抜粋
プラスチック容器の洗浄&捨て場がないのがポイ捨ての原因です。
紙ストローもレジ袋も実際にはどの程度効果があるのかは継続して伝えてほしいですね。
自分は紙ストローを使うと時々鳥肌が立っていました、なので材質変更は嬉しいです!
ストローだけ紙にするというヘンテコな施策だった。
ストローよりも、冷たい飲み物に使われる透明のプラスチック製カップの方が気になる。